ドローンによる三次元測量

近年ドローンを活用した三次元測量が測量・建設業界で急速に普及しつつあります。
弊社は回転翼と、固定翼の2種類のUAV(無人航空機)を活用することにより、幅広いニーズにご対応いたします。

回転翼UAV・固定翼UAVの特徴

回転翼UAV「DJI S900」
回転翼UAV「DJI S900」
固定翼UAV 「Trimble UX5」
(NETIS登録技術 KT-150049-A)
固定翼UAV 「Trimble UX5」
離陸 マニュアル操縦又は自律飛行 カタパルト
飛行中の操作 マニュアル操縦又は自律飛行 自律飛行(危機回避操作のみ可能)
着陸 マニュアル操縦 自律飛行により、事前に指定した位置に胴体着陸
離発着場所 半径10メートル程度に支障物がないこと 30m×50mの平坦で支障物がない空間、離着陸コースに樹木等の支障物がないこと、胴体着陸に適した地表(畑・草原など)
搭載物 Canon EOS M
その他各種ビデオカメラ
SONY nex5R
(近赤外線仕様選択可能)
撮影物 垂直写真、斜め写真、動画 垂直写真のみ
1フライト
航続時間
約15分 約45分
1フライト
撮影範囲
高度150mで4ヘクタール程度
(離発着ポイントから半径1キロ以内)
高度150mで1.5平方キロメートル程度
離発着ポイントから半径4キロ以内

活用例

【事例 1】i-constructionによる起工測量・施工管理・出来形管理

建設工事の事前調査及び完成写真

2015年度 一般国道39号支出委任工事の内 大空町 本郷改良工事
(発注者:北海道開発局 網走開発建設部 受注者 丸七高橋・船橋西川・河面JV)
本工事では着工前及び工事進行状況の把握のため、回転翼ドローンを使用しました。
このような先進的な取組みが評価され、北海道開発局優良工事等表彰を受賞しました。

 

【事例 2】土砂災害・河川氾濫その他広域災害の調査

台風や集中豪雨などによる災害調査に威力を発揮するドローンですが、回転翼機では電池が15分程度しかもたず、局所的な調査に限定されます。
弊社が保有する「Trimble UX5」は固定翼機であり、1フライト(45分)で数平方キロメートルの調査が可能。広域の河川災害・土砂災害にも対応できます。

土砂災害・河川氾濫その他広域災害の調査

事例は2016年8月に発生した台風10号による農地被害の状況調査。河川決壊により農地が湛水している状況が確認できます。
本撮影範囲は約2.5平方キロメートル。準備は30分、フライト時間は40分。

 

【事例 3】農業土木(暗渠排水)設計

農業土木(暗渠配線)設計

草地整備・区画整理・暗渠排水・客土・心土破砕・土壌改良などの面整備の設計に、UAV写真測量は最適です。

メリット
  • 現場作業・図化作業共に労力が大幅に軽減される。
  • 図面より地表の状況(植生状況や排水不良など)を把握しやすいため、受益者など関係者との打ち合わせがスムーズになる。

2015年3月13日開催された写真測量学会北海道支部の学術講演会にて、「農業土木測量設計における固定翼UAV UX5の活用」というテーマで講演させていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=YHtFIgCgn7o

 

【事例 4】砂利・岩石採取場の調査

岩石採取場

岩石採取の認可申請に伴う地形調査のため、弊社回転翼ドローンを使用して三次元計測を行いました。
本採取場は面積約10ヘクタールと広大であり、高低差約300メートルの柱状節理による断崖絶壁の地形であるため、従来の人手による測量では危険が伴い、また多くの人員・作業日数を費やしておりました。
今回のドローンによる測量は2名の人員で作業を行い、かかった時間はたったの半日。写真解析データを基に現況平面図・縦横断図を生成し、ボリュームを算定。
ドローンの利用により作業が効率化するだけではなく、労働災害のリスク低減にも寄与しました。